訪問看護にチャレンジしてみたいけれど、「自分の実力で良いのだろうか…」「働き方はどうなるのだろうか…」と様々な不安を抱え一歩が踏み出せないという方も多いのではないでしょうか?そこで、この連載ではソフィアメディのスタッフが皆さんからいただいたお悩みにお答えしていきます!
実際に面接時によく耳にする不安や、新人訪問看護師に聞いた不安を中心に取り上げていきます。
少しでも訪問看護を目指す方のお力になれたら嬉しいです♪
病院経験しかないため、訪問先でうまく関係構築をできるか不安です。訪問看護でお客様とコミュニケーションをする際にはどんなことを意識すれば良いでしょうか?
訪問看護と病院では、お客様と接する環境や条件も大きく違いますよね。訪問看護はお客様が普段生活をされる中に入らせていただくので、その前提でコミュニケーションをする必要があります。訪問看護でお客様との信頼関係を築くには、どのようなことを意識すれば良いのでしょうか?
今回このお悩みに回答するのはこの人!
相手を尊重する姿勢があれば、お客様が求めるコミュニケーションは自ずと見えてくる
今まで働いてきた環境と違うとやはり最初は不安ですよね。
病院のゴールは疾患の治癒や退院であることが多いですが、訪問看護では、疾患や障害を持ちながらもいかにその方が望む形で生活をできるようにするかということがゴールになります。
その上でお客様と関係構築をするためには、疾患領域だけでなく、その方の人生や生活全体に想いを馳せる視点が欠かせません。
病院で患者様は治療を最優先して過ごされますが、訪問看護ではお客様の生活の中に私たちがお伺いさせていただく、ということをまず認識することが大切です。
具体的には、お客様が私たちに求める関係性を把握することをポイントとして意識してみて下さい。
お客様の人生も生活も十人十色であるように、お客様が「こう接してほしい」と感じる関係性も十人十色です。その方に心地よいと感じていただけるコミュニケーションをお客様ごとに探していきます。
静かに寄り添ってほしいと感じている方には声のトーンを抑えてお話をしたり、独居で家に人が来る機会を楽しみにされている方とは日々のことを楽しくお話ししたりするなど、お客様に合わせて接し方を変えていきます。
まずはその方が「どう接してほしいか」をお客様の視点に立って自分なりに考えてみてください。もし仮に失敗した…違った…と気づいたらやり直してみましょう。最初からうまくはいかなくても、お客様を想って試行錯誤し続ければ、その姿勢がお客様にも伝わりきっと関係を築くことができると思います。
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