【お悩み相談】訪問看護中にお客様が急変された時、一人で臨機応変に対応できるか不安…

【お悩み相談】訪問看護中にお客様が急変された時、一人で臨機応変に対応できるか不安…

訪問看護にチャレンジしてみたいけれど、「自分の実力で良いのだろうか…」「働き方はどうなるのだろうか…」と様々な不安を抱え一歩が踏み出せないという方も多いのではないでしょうか?そこで、この連載ではソフィアメディのスタッフが皆さんからいただいたお悩みにお答えしていきます!

実際に面接時によく耳にする不安や、新人訪問看護師に聞いた不安を中心に取り上げていきます。

少しでも訪問看護を目指す方のお力になれたら嬉しいです♪

訪問時にお客様が急変された時、一人で臨機応変に対応できるか不安です…どんな心構えをしておくべきでしょうか?また、相談の術はありますか?

病院では、患者様の急変時にすぐに医師や看護師の仲間が駆けつけることができますが、訪問看護では緊急時の対応も一人で行わなければいけません。病院で急変の患者様を対応したことがある方にとっては、訪問看護でいざ病院の時のような急変が起こったら自分だけで対応できるのか不安…という方も多いのではないのでしょうか?焦らず対応するためにはどんな心構えをしておくのが良いのでしょうか?

今回このお悩みに回答するのはこの人!

訪問看護での急変はある程度想定内の事象であることが多い

訪問看護では一人で訪問するため、もし訪問時に緊急対応が必要になったらどうしよう、と不安になることもあるかもしれませんね。

入院中は治療中であるために相応の急変リスクもあると思いますが、在宅では療養期にあられる方が多いため、変化があるとしてもある程度は予期した変化であることが多いのが特徴です。

予期できる範囲内の変化は事前に対処方法を予習して準備をしておくことができるため、もしいざそのような場面になった時にも事前の準備が効くことが多いと思います。

事前の情報共有を徹底していれば落ち着いて対応することができる

緊急対応時に一番大切なことは、異常をキャッチするアセスメント能力だと思います。ソフィアメディで一般的な採用基準のベースを臨床経験3年以上とおいているのもそのためなのですが、まずは目の前で起こっている事象を、異常である、急変であるとアセスメントする力が必要です。

もし仮に「異常」だと判断したけれど、今持ち合わせている対応方法が合っているのかわからなくて不安だ、ということであれば管理者や仲間の分かる人に遠慮なく電話し指示を仰ぎましょう。

また、それがどれくらいの緊急度なのかを判断する基準を持っておくことも的確な相談をする上で重要です。命に危険が及ぶような緊急度なのか、次の訪問まで様子見でも大丈夫なのか、その基準も予期される変化を事前に想定し頭に入れておきましょう。

このように訪問看護で起こる急変はある程度事前にアセスメントができますし、訪問に行くのは“一人”でも、チームの万全なサポート体制で絶対に“独り”にはしません。ぜひ安心して訪問看護にチャレンジしてみてください。

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