訪問看護にチャレンジしてみたいけれど、「自分の実力で良いのだろうか…」「働き方はどうなるのだろうか…」と様々な不安を抱え一歩が踏み出せないという方も多いのではないでしょうか?そこで、この連載ではソフィアメディのスタッフが皆さんからいただいたお悩みにお答えしていきます!
面接時によく耳にする不安や、新人訪問看護師に聞いた不安を中心に取り上げていきます。
少しでも訪問看護を目指す方のお力になれたら嬉しいです♪
訪問看護には営業活動があると聞きました。自分にできるか不安です。営業活動とはどんなことをするのでしょうか?
病院と違い、訪問看護は患者様や地域の医療機関から選んでいただき初めて医療を提供することができます。たくさんの訪問看護事業所がある中で、この事業所に依頼したいと思っていただくために、日頃から認知活動や信頼関係を築くことも訪問看護事業所の大切な業務の一つです。では、訪問看護での営業活動とは具体的にどのようなことを行っているのでしょうか?
今回このお悩みに回答するのはこの人!
訪問看護における「営業」は地域連携活動
「営業」と聞くと何かを売り込みに行くようなイメージがあるかもしれませんが、訪問看護の営業活動は地域の地域の医療機関の皆さんとコミュニケーションを活発にするための活動を指します。これをソフィアメディでは地域連携活動と呼んでいます。
訪問看護は病院と違い、ケアマネジャーや患者様から「この訪問看護ステーションにお願いしたい」と依頼があり、初めて患者様との契約の開始となります。
在宅医療では、訪問看護スタッフやケアマネジャーや主治医、ヘルパーなど様々な職種が地域の医療チームとして一人の患者様に介入するため、各職種との連携は欠かせません。
会社により地域連携活動の内容は様々ですが、大きくは、おつきあいのある居宅事業所や病院の方との信頼関係を深めること、そして、まだ依頼を頂いたことがない居宅事業所や病院先を回り、ご挨拶をして事業所の認知活動を行うことが主となります。
日々の相手本位なコミュニケーションが地域の信頼につながっている
ソフィアメディでは、地域連携推進グループとステーションが協力しながら地域連携活動を行います。
主に地域連携グループの相談員は、新しく入ったスタッフを紹介し、ステーションの空き状況を報告したり、会社案内やステーションの紹介チラシを持って新たな関係性づくりを行ったりします。スタッフは報告書をケアマネジャーに届ける際に直接近況報告をしに足を運んだり、相談員と一緒に新しい関係先へ挨拶をしにいくなど、地域の特性に合わせて各ステーションが工夫しながら地域連携活動を行っていきます。
地域連携推進グループはソフィアメディならではの特徴でもあり、相談員と協力しながら地域連携活動を行うことで、スタッフが訪問にも集中できる体制となっています。
「病院でしか勤務経験がない自分に地域連携活動ができるのか不安だ…」という方もいるかもしれません。
でもそこはご安心ください。日々関わる地域の医療チームの方々に対して、相手本位なコミュニケーションや行動ができていれば、それは結果的に地域からの信頼につながります。
例えば、ケアマネジャーのお悩みやお困りごとに真摯に応えて差し上げたり、地域全体で質の高い医療を提供するために自分の持つナレッジを共有する勉強会を開催したり。地域からの信頼が厚いステーションは、そういった部分を日頃から大切にしています。
営業活動と言われると荷が重いと感じる人もいるかもしれませんが、訪問看護の営業活動は地域とのコミュニケーション活動です。
「1人でも多くの患者様の契約を得なければ…」と思うのではなく、「多くの人に訪問看護を届けたい、私たちの医療を届けて助けたい」と考え、地域の医療機関の皆さんと関わることで、自然と信頼関係も深くなっていくと思いますよ。
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