ソフィアメディは今、約10,000人のお客様とおつきあいがあります。10,000通りの「生きる」があり、10,000通りの「看る」があります。ソフィアメディのスタッフは“「生きる」を看る。”をどう捉え、お客様と接しているのでしょうか?それぞれの訪問看護に対する想いをご紹介します。
※こちらは2020年8月発行の社内報内インタビューを転載したものです。
〈今回私の“「生きる」を看る。”を話してくれた人〉
訪問看護事業本部 ステーション支援グループ(取材当時:SX推進グループ ステーションチーム 兼 育成支援チーム)
M.Sさん
変化の中でもブレない強さを。
ステーション経堂の管理者を経て、2020年1月半ばから五反田にある本社でステーションチーム(現在の名称は、ステーション支援グループ)と育成支援チーム(現在の名称は、教育支援グループ)の兼務をしています。
新しい業務は頭の使い方や進め方など今までと勝手が違うので、悪戦苦闘の毎日です。私自身、長年管理者をやってきたからこそ、凝り固まっていたり、気づけなかったりすることもあるので、新しい感覚や気づきを学ぶチャンスと思う反面、慣れ親しんだ自分を変えていくことって結構、怖いです。変化が起こると今までの習慣が崩れて安心・安全がなくなるような感覚になり、そんな葛藤を時にしながら、周りの方に教えていただききながら学ぶ日々を送っています。
私はもともとすごく心配性で、神経質な性分だったんです。ミスや失敗が怖くて仕方がなかった時代もあり、自分のミスも他人のミスもNGという感じでした。
でも、訪問看護を始めて様々な人と出会い、お客様やご家族様とより深く関われる訪問の日々で揉まれ、学ばせていただいて、段々変わり始め、完璧にやれない自分を許した、というか。訪問看護に出会えて、つらい時ももちろんありましたが学びも多い中で、その方らしく自宅で過ごせる良さを知ったからこそ、既に亡くなっていますが父を自宅で看取る決心ができたと思っています。(最後は色々あり結果的には病院でしたが…)
現場から本社勤務になってみて、私が現場からみていた本社のイメージとは全く違い、想像以上に忙しく動き、いろんなことを考えながら仕事を進めていることに正直始めはビックリし、何もわかっていなかったことに気づかされました。また、ステーションでもそれぞれ多様な悩みを抱えていることがわかりました。
私はステーションチーム・育成支援チームとして現場と本社を行き来している日々ですが、今までの経験を活かしながらも、新しい役割の中で現場の皆さんと関わり、新たな発見や学びをさせていただいています。
ソフィアはこの2年ほど、様々な変化があり、現在も変化の中にあります。 “「生きる」を看る。”という、同じ志をもっている仲間と、お互いに理解しあい、支えあっていくことの大切さを感じています。新型コロナウイルスにより、世界中が大変な状況の中、今まで正しいと思っていた価値観などが整理され変わっていくように私は思っています。
志あるソフィアというチームの一員として、より良いところへ進んでいけるよう、今後も現場と本社を行き来しながら、自分自身の課題と向き合い、変化の中でもブレない強さを学びながらいきたいと思います。