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ソフィアメディは今、約10,000人のお客様とおつきあいがあります。10,000通りの「生きる」があり、10,000通りの「看る」があります。ソフィアメディのスタッフは“「生きる」を看る。”をどう捉え、お客様と接しているのでしょうか?それぞれの訪問看護に対する想いをご紹介します。
※こちらは2020年3月発行の社内報内インタビューを転載したものです。
〈今回私の“「生きる」を看る。”を話してくれた人〉
ステーション阿佐ヶ谷 看護師
H.Eさん
病院勤務のときは、落ち着いて仕事に向き合えているつもりでいました。でもある時、立て続けのナースコールに追われ、苛立ちを感じた自分に大きなショックを受けました。ドアをバタンと開けて、いま自分はどんな気持ちだった?って。
1年目の時、憧れの師長さんから、「どんなナースコールも患者さんの悲鳴だと思いなさい」と教わっていたのに……。ナースコールが多い患者様に対応するため、担当の患者様への重要な告知に立ちあえなかったりして、色々な思いが重なってすごく落ち込みました。
祖父が亡くなった時、お看取りの場にはその人の歴史が表れると感じて、色々な人生を歩んでいる人たちの生活に最後まで寄り添っていきたいと思って看護師になったのに。そんな風に悩んでいるときに訪問看護の仕事についてお話を聞きました。お客様によっては週に1時間しかお会いできないけど、そのあいだはお客様としっかり向き合える、ということに魅力を感じました。
2019年4月にステーション阿佐ヶ谷に配属されて、今は勉強の毎日。1時間があっという間に過ぎてしまって、足りないと思うこともありますが、それも翌週の楽しみになっています。まだまだ経験が足りないので、苦しんでいるお客様やご家族に対して、どう介入して差し上げたら安楽に過ごしていただけるんだろう、と悩むことは日々あります。
でもステーション阿佐ヶ谷はチーム制で、皆がそのお客様のことをわかっているから相談できて、とてもありがたいです。いろんなキャラの先輩、同僚がいて、それぞれ得意分野があるから、どんな質問にもそれぞれの考え方で返してくださいます。「そんな考え方もできるんだ」「そういう風にアセスメントされるのか」という学びがあって、とても恵まれているなぁと感じています。
訪問看護に来て思ったのは、病院からご自宅に戻られるとお客様はご自身のペースを取り戻して、その方の本来のお姿に戻られる、ということ。ご自宅にはその方の人生全てが表れていると思います。
看護の時だけではなく、人生をひっくるめてその方を支えていく立場だから、その方が大切にされているものを一緒に大切にして、これからどうしていくかを共に考えていく関係を築いていきたい。
先輩のお仕事ぶりを見ていると、少しの違和感から、お客様の異変に気付いて早めの対応ができていたりする。わたしももっと経験を積んで自分自身の抽斗を増やしたいです。医療のスキルだけでなく、メンタル面でも安心していただけるよう関わり方を磨いて、ひとりでも多くのお客様に「あの人が来ると元気が出るね」って言っていただけるようになりたいです。