訪問看護にチャレンジしてみたいけれど、「自分の実力で良いのだろうか…」「働き方はどうなるのだろうか…」と様々な不安を抱え一歩が踏み出せないという方も多いのではないでしょうか?そこで、この連載ではソフィアメディのスタッフが皆さんからいただいたお悩みにお答えしていきます!
面接時によく耳にする不安や、新人訪問看護師に聞いた不安を中心に取り上げていきます。
少しでも訪問看護を目指す方のお力になれたら嬉しいです♪
訪問看護では接遇スキルやマナー知識は必要ですか?不安な場合、学ぶ環境はありますか?
病院には病院のルールがあり、患者様はそのルールの中で過ごします。しかし、訪問看護では、お客様のご自宅に上がらせていただいたり、多職種と連携したりと様々な外部とのコミュニケーションが発生します。病院から転職しようというときは不安に思われる方も多いのではないでしょうか?では、実際、訪問看護では、どの程度接遇スキルやマナー知識が必要になるのでしょうか?
今回このお悩みに回答するのはこの人!
最初はみんな不安で当たり前。先輩からの指導や研修で一つずつ習得しよう
結論からお伝えすると、訪問看護において、接遇スキルやマナーは大切です。
特に訪問看護の性質上、ご自宅へ上がる際のマナーはもちろんのこと、多職種との連携における電話やメールのマナーなど、様々な場面において最低限のビジネスマナーが求められます。
病院では病院内のルールが基本であり、外部の方と関わる機会が比較的少ないことから、名刺の渡し方や電話の取り方などビジネスマナーを教えてもらうタイミングはなかなか無いものだと思います。
そのため、入社時多くの方が自分は節度のある対応ができるのか不安に思われています。
でもご安心ください。初めはみんなできなくて当たり前ですし、自分だけとは思わずに徐々に身に着けていきましょう。
ソフィアメディでは新入社員研修の動画学習にて、マナーについての講座を用意しています。マナー講座では、訪問におけるマナーや電話の取り方など、訪問看護スタッフとしてこれから必要となるマナーについて学習することができますので、まずは動画学習での内容がしっかり頭に入れば大丈夫。動画研修は何度も見返すことができるので、もし分からなくなったという場合にもいつでも振り返ることができます。
また、スタッフに配布されるハンドブックには基本の身だしなみについても掲載されているので、もし自分の身だしなみが訪問にふさわしいか不安になったときには、ハンドブックを見返して確認しましょう。
マナーの基本は「相手本位」。知識を身につけることよりも、心遣いに思考を巡らせて
接遇スキルや基本的なマナー知識はもちろん大事ですが、それらの本質はすべて相手に気持ちよく過ごしていただくためのもの。そのため、マナー知識一つひとつを頭に入れることよりも、どうしたら相手が気持ちよく過ごせるかと考えながら行動することの方が大事です。
訪問看護はお客様のご自宅の環境に個別性があり、すべてのご自宅に対して当てはまる正解のルールがあるわけではありません。
例えばご自宅がマンションであれば、他の階の住人の方に迷惑にならないように大きな物音を立てないように注意したり、お客様が長年大切にされている家具があれば、その近くに鞄や道具を置かないように気を付けたり。ぜひお客様それぞれのご自宅の中で「相手本位」な思考をめぐらせて行動してみてください。
訪問看護で働くことを通して、社会人として何倍も成長したという声をよく聞きます。最初はたくさん覚えることもあり、慣れるまでが大変かもしれませんが、きっと人として身につくものがたくさんありますので、ぜひ頑張ってみてください。
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