ソフィアメディを知る

ステーション運営を支えるサポート機関。ステーション支援グループとは？

2022.05.13

ステーションを全社横断でサポートする機能として2020年に新設されたステーション支援グループ。管理者経験者など、熟練の医療スタッフが新規開設や管理者交代の際の運用・実務サポートや業務代行、マニュアル整備など、さまざまな活動を行っています。

ステーション運営の伴走者として円滑な運営をサポート

ステーション支援グループでは主に5つの活動を中心に行っています。

①新規開設・承継時の運用・実務サポート

管理業務のレクチャーや、定期面談、経営施策に対する不明点の解消などを行っています。

②既存ステーションの業務サポート

管理者の業務サポートのほか、状況に応じて新人の訪問同行やOJTも実施しています。

③欠員時の訪問代行

病気や怪我などで突発的に欠員が生じた際に、訪問サポートを行っています。

④業務マニュアルや体制の整備

業務の平準化のため、看護内容のマニュアル化や整備を行っています。

⑤エリアプロデューサーとの連携

ステーション状況を相互で共有し、課題がある場合は解決へのアクションを行います。

離職率低下にも貢献。数字で見るステーション支援グループ

2020年に始動したステーション支援グループ。活動を継続した結果、管理者の離職率が低下し、またパルスサーベイではサポートした管理者の総合スコアの平均が全体平均を上回るなどのポジティブな成果が見られました。

また、サポートを受けたステーション管理者からは、実際にこのような声が届いています。

ステーション東が丘　管理者 A.Mさん

管理者に就任した際に、管理者業務の内容を一通りレクチャーしてもらい、その後も「業務で何を優先すべきか」「スタッフとどのように関係を深めていくか」など色々なことを教えていただいています。課題感を持っていたスケジュール管理については、他の管理者の方と繋げていただき、その方が実際に実践している方法を伝授してもらいました。相談する際には、人に言いにくいような個人的な思いや気持ちまで話してしまうことも多いのですが、それも含めて受けとめサポートしてもらえる、とてもありがたい存在です。

訪問や業務における悩み・お困りごとに共に向き合い、解決を目指す

ステーション支援グループでは実際にどのようなことを大切にしながら日々ステーション支援を行っているのでしょうか？今回は、ステーション支援グループで活躍するお二人にお話を伺いました。

ステーション支援グループ/リーダー/看護師/M.Sさん（左）
ステーション支援グループ/作業療法士/T.Mさん（右）

管理業務レクチャーや訪問サポートなど多くの支援を実施

Tさん：ステーション支援グループでは、ステーションの円滑な運営に向けてさまざまな形でサポートを行っています。具体的には、新規開設や管理者交代の際の運用・実務のサポート、新任管理者の方への管理業務のレクチャー、欠員時の業務代行やマニュアルの整備などです。

Mさん：関わらせていただいている管理者の方とは定期的に面談を行っていますが、皆さんの悩みは、業務上の課題からツールの活用方法、スタッフのマネジメントなど、多岐に渡ります。ステーションの状況や管理者の方のパーソナリティに合わせ、その方自身が考えている解決策や気持ちを大事にしながら、解決へ向けたサポートができるように心掛けています。

Tさん：ステーションを外から支援するというこの機能は、業界でもまだ前例が少なく、介入価値が見えづらいという側面があります。そこで私たちは、サポートを実施した管理者の方々に対するアンケートを実施し、価値の見える化を図りました。その結果、回答者のうち85％の方から「本サポートがステーション運営の役に立った」という回答が得られ、「まめな1on1により日々の悩みを早急に解決してもらえる助言を得た」「現場を理解し、必要事項のタスクを見極め指示してもらえた」などの肯定的なコメントをいただきました。

指標を用いてステーションの負担感を把握。より効果的な支援ができるように

Tさん：現在は、既存ステーションへの定期ラウンドも開始しています。ステーションの負担感やコンディションをより正確に把握できるよう、ラダーの加重平均値やパルスサーベイ（従業員満足度調査）等を用いたサポート指標も設定しました。今後はこの指標も参考にしながら、適切なサポートを提供できるよう尽力していきます。

Mさん：ここ数年、ソフィアメディはエリアの拡大を図っており、遠隔地への出店も増えています。距離の離れたステーションであっても、ビジョン・ミッション・スピリッツなどソフィアメディが大切にしていることが忘れられることなく、同じ方向を目指すチームとなっていけるよう、私たちがその橋渡し役となれたらと思っています。