スタッフ一人ひとりが自ら魅力を伝え、仲間を集める。ソフィアメディ独自の採用有志チームとは?

スタッフ一人ひとりが自ら魅力を伝え、仲間を集める。ソフィアメディ独自の採用有志チームとは?

2021年、ソフィアメディでは採用グループだけでなく会社全体で訪問看護の仲間を集めていこうという動きから、リファラル採用(社員から友人や知人を紹介してもらい採用すること)について考える有志チーム「リファラルメイト」が発足しました。

リファラルメイトでは、専門職と総合職とが一緒になって月に1回ミーティングを行い、「ソフィアメディの仲間を集めるためにはどうしたら良いか?」について様々な視点から意見を出し合い、実際に施策まで落とし込みます。

「自ら率先して変化の原動力となる」ことをソフィアメディでは行動指針(5Spirits)として大切にしており、リファラルメイトはまさに自ら会社やステーションを自らの手で変えていくという意思をもったスタッフが多く集まっています。

今回はステーションで働きながらリファラルメイトとして活動する理学療法士のKさんと看護師のWさんにお話を伺いました。

(※記事の内容は2021年10月取材当時のものです。)

リファラルメイトについて詳しくはこちらから!《「ソフィアメディで働く意味」をスタッフが自ら伝えられる会社へ》

医療業界の働き方を変えたい。現場の視点から見る会社や働き方の実態とは?

ー現場で専門職として活躍されているお二人。なぜリファラルメイトに手を挙げられたのでしょうか?

Wさん:私が手を挙げたのは、他のステーションのスタッフが働き方についてどう考えているのか知りたいと思ったこと、あとは、現場の目線から働き方や福利厚生など改善できることがもっとあるのではないかと思ったのがきっかけです。

医療業界は自己犠牲がよしとされがちな業界です。そういう職業だからしょうがないよねと飲み込んでしまう人も多いのですが、もっと一人ひとりの理想の働き方を実現できるのではないかなと個人的に思っています。そうすれば、純粋に今以上に楽しく働けるのではないかと思うんです。

でも、私一人の力ではなかなか変えられないので、会社全体で何かできないかと思っていました。そんな時にリファラルメイトの募集が始まったので参加することにしました。

Kさん:私は元々組織作りに興味がありました。ソフィアメディは良い組織だと思っているのですが、今まで以上に“自分の知り合いを紹介したい”と思えたり、“働きやすい”と思えるような組織を自分たちの手で作ってみたいという想いがあり手を挙げました。

また、入職後のミスマッチについて会社の課題としてよく耳にしていました。リファラルで生の情報を伝えることでミスマッチを防ぎ、転職者の方にとっても、会社にとっても幸せな採用ができるのが良いのではないかと思っていました。

しかし、リファラルの仕組みが現場にはあまり浸透しておらずもったいないなと感じていたところだったので、現場と採用グループの中継としての役割がリファラルメイトで出来るのではないかと思い参加することにしました。

▲ステーションひゅっぐりー・ステーション堺中央勤務のKさん

ーお二人とも自分たちの手でもっと良い組織や働き方を作っていきたいというところが起点なのですね。意識がとても素晴らしいですね…では、お二人が感じるソフィアメディの魅力とはなんでしょうか?

Kさん:意欲的に手を挙げたことに対して評価をしてくれることでしょうか。会社全体でも時代に合わせて新しいことにチャレンジするなど積極的に変化していこうとする姿勢はとてもいい文化だなと思います。

Wさん:私は、ソフィアメディの魅力はやはり人なのかなと思っています。私の在籍するステーションはほとんどが20〜30代と若いスタッフが多いのですが、知識豊富な方が多く、いつも質問をすると納得のいく回答をくれます。コミュニケーションも取りやすく、優秀で人として素敵な方が多いなと感じます。

転職者もステーションも、お互いが幸せになれる採用を

ーソフィアメディで働く社員それぞれが感じている魅力をリファラルでもっと伝えやすくなったら良いですよね。では、リファラルを推進すると社内外にどんなメリットがあると思いますか?

Kさん:転職前後のギャップを少なくできるのはメリットとして大きいのではないかなと思いますね。誰かの紹介であれば、その人の人柄やステーションの雰囲気を事前に共有することができます。

そうすることで、紹介された人も紹介先のステーションの人もお互い関わっていきやすいのではないかなと思います。通常、訪問看護業界では一人で行動することが多いので、チームでのコミュニケーションが苦手という人もいます。でも、初めからお互いのことが分かっていれば、そのような方でもスムーズに新しい組織に慣れていきやすいのではないかなと思います。

Wさん:Kさんの意見、とても同感です。もう一つ別の面からお伝えすると、採用費を浮かせてスタッフに還元できたらスタッフも会社もハッピーになるのではないかなと思うんですよね。

以前、看護師一人を採用するのに膨大な費用がかかっていると知ってびっくりしました。そのお金が浮けば、スタッフの働き方改善に繋がることや福利厚生にもっと資金を回せるのではないかと思っていました。でも、そのメリットが現場で浸透していないのは課題だなと思っています。

ーでは、お二人の視点からもっとこんな工夫があればリファラルが推進するのではないかと感じることはありますか?

Wさん:多くの医療職が転職時に働き方を重要視するのではないかなと思います。そのため、働き方や福利厚生を常に改善し続けることがまず前提にあると思います。そうすることで、現場スタッフの心にも余裕ができ「訪問看護は大変だけど楽しいよね」という雰囲気が生まれていって、結果的に訪問看護やソフィアメディに自信を持って「楽しいよ、おいでよ」と誘えるようになるのではないかなと思います。

Kさん:紹介した人が自分と同じステーションの配属ではない場合もあるので、配属先のステーションの雰囲気を自分が知らないと安心して紹介できないなと感じていました。会社の理念に共感してくれても、管理者さんやステーションの雰囲気に合う合わないが人によってあるので、他ステーションの情報をもっと社内で共有できると良いなと思います。そうすることで自分の知り合いを紹介する際の安心材料になるのではないかなと思っています。

ーお二人のお話をまとめると、社内の働き方改善をし続けること、ステーションごとの情報をもっと見える化することが鍵なのですね!

毎日働きに行きたいと思える環境を自分たちの手で作る

▲リファラルメイトの活動の様子

ーでは最後に、お二人がリファラルメイトとして実現したいことは何ですか?

Kさん:やはり、みんなが「働きに行きたい」「所属していて嬉しい」というような組織を作りたいなと思います。 医療職の友人から「上司があまり良くなくて…」「職場が楽しくなくて…」と聞くことがありますが、そのような環境で働くことは誰も幸せになれないですし、医療職の今までの働き方や環境はやはり変えないといけないと思います。

働く人が幸せで且つパフォーマンスも上がるような環境を作ることができれば、リファラルも促進するし、そんな組織を作れたらとてもいいなと思っています。まずはステーションという小さな単位からそのような組織が作れるようチャレンジしていきたいと思います。

Wさん:生きている以上働くことが人生の主体になっていくので、働く人が「働きに行きたくてしょうがないんです!」と言えるような環境を作れたらとても良いなと思います。特に女性はライフイベントで看護師を辞めてしまう人も多いですが、働く環境さえ整えられれば、「戻ってくる時は訪問看護という選択肢もあるよ」と提示してあげられるのではないかなと思います。

家族よりも職場にいる時間の方が長い中で、その時間を不幸にするのか幸せにするのかは自分次第です。自分自身も努力して環境を整えない限り皆が幸せには働けないと思っています。良いことも悪いことも共有しやすく、いろんなチャレンジができて、楽しく働けるような環境を自分たちの手で作ってみたいなと思います。

[取材・文]中村

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