訪問看護師のキャリアを応援!ソフィアメディの教育と人事制度とは

訪問看護師のキャリアを応援!ソフィアメディの教育と人事制度とは

一般的に、看護職のキャリアパスは大きく3つに分かれます。特定の看護分野で専門性を発揮する『専門職群』。専門分野に限らず、その場に応じた知識・技術・能力が発揮できる『高度専門職群』。それから、管理職として看護チームのマネジメントを担う『管理・監督者群』です。

ソフィアメディでは、現場で活躍するスタッフ一人ひとりが自分自身の成長を実感し、自己実現を叶えられるように、さまざまな観点から教育制度や人事制度の設計を行っています。今回は教育研修グループ、人事グループのマネジャーをされているSさん・Mさんのお二人に、ソフィアメディの教育・人事制度について伺いました。

<プロフィール>

■S.Sさん/教育研修グループ/グループマネジャー

理学療法士として回復期リハビリテーション病棟で10年間勤務し、その後は訪問リハビリも経験。マネジャーまで務める中で、重症の方や今後回復が難しい方に対して、自分は何ができるのかを考えていきたいという想いから訪問看護の道へ。2019年、ソフィアメディに入社。現在は主に現場スタッフの教育研修体制の構築と、今後の人材育成について考えるミッションに心を燃やす、安心であたたかなサービスの担い手。

 

■M.Tさん/人事グループ/グループマネジャー

不動産会社、保育園の運営会社を経て、2020年11月に3社目のソフィアメディに入社。不動産業界では営業も経験したが、それ以降は10年以上も人事畑を歩んできたベテラン。2021年4月から人事グループのマネジャーに就任し、人事制度や労務周りの領域で活躍中。医療現場での勤務経験はないものの、ホスピタリティ高く組織を支える。

「退院した後の生活を支えたい。」転職先に訪問看護を選ぶ理由とは?

──まずは「職場選び」という観点から伺います。訪問看護の仕事を選ぶ人たちに、何か共通点はありますか?

Sさん:新人社員の看護師やセラピストからよく伺うのは「患者さんは、病院を退院した後にどんな生活を送るのか。そこをもっと知りたいし、支えたい。」という意見です。

業務範囲が明確化されている分、限定されやすい病院勤務と比べ、在宅医療の介入範囲の広さや自由度の高さが魅力の一つになっているのではないでしょうか。

もちろんその分だけ責任は伴いますし、スキルやノウハウも必要になってきますが、「たとえ難易度が高くても、そこにチャレンジする価値がある」と思う方が多いように感じますね。

ちなみに、スタッフの90%が訪問看護は未経験で入社しています。

Mさん:コーポレート側からの視点で補足すると、一般的に医療業界は離職率が高く、「人」に関する課題が結構多いんです。でも逆に見れば、課題解決に貢献しやすいフィールドだと言えます。だから当社のコーポレートスタッフには、「課題を解決する中で、さらにキャリアを磨いていきたい」という人が非常に多いですね。実は私が転職した理由も、そこにあります。

充実した研修から仕事とプライベートの両立支援まで。ソフィアメディの人事制度とは?

──入社後の研修体制は、どのようになっていますか?

Sさん:新人研修、入社後3か月以内で行うフォローアップ研修、役職者の主任研修、管理者研修、幹部研修など、各自の成長段階やレイヤーに分けた研修を用意しています。

また、事業所が全国に広がり従業員数が増えた会社が大きくなってきたことに加え、コロナ禍の影響もあり、個人が学びたいタイミング、必要とするタイミングで時間や場所の制限なく自己学習ができるオンライン研修を充実させました。看護師向けに「ナーシングスキル」、セラピスト向けに「ワークシフト」、というように潤沢なプログラムがあるのも、ソフィアメディの育成の大きな特徴の一つです。

Mさん:その他にも、次世代のリーダーや経営人材を育てる研修も、人事と教育研修グループとの共同で進めています。ずっと専門職を続けるキャリア以外にも、総合職としてコーポレート部門の仕事や、エリアのマネジャーなどを目指す道も選択肢に入れられるよう、研修を用意しています。

──スタッフの皆さんからは、どんな社内制度が人気ですか?

Sさん:学習支援制度は新人から管理者まで幅広く利用されています。外部研修や研究発表に行く際の費用の援助や、専門書籍や物品の貸し出しなどを行っています。

Mさん:仕事とプライベートの両立支援施策「ソフィア “WOW!”」には、さまざまな福利厚生があります。中でも利用頻度が高いのは、看護師がステーションの一定距離内に引越しするとき20万円まで会社が負担する引越支援金制度や、ベビーシッター費用の半額補助、2時間単位で取得可能な有給休暇などです。

正しい評価でスタッフが納得して働ける仕組みづくりを。ソフィアメディの評価・サポート体制とは?

──当社の離職率8.9%というのはかなり低い数字だと思いますが、具体的に離職率を抑えるためにどんな取り組みをしていますか?
*離職率は、2019年10月~2020年9月までの1年間で算出

Mさん:パルスサーベイという、スタッフのコンディションを把握するためのアンケートツールを活用しています。毎月スタッフにWebアンケートを取り、体調や人間関係、働きがいなどをヒアリングしており、そこで点数が低かった人やフリーコメントを書いてくれた人に対して、エリアマネジャーが面談し、悩み事や問題の早期解決に役立てています。

──会社に見られるアンケートということであれば、スタッフは本音を言いづらくなったりしませんか?

Mさん:直属の上司には公開されないようになっているので、かなり正直に書いてくれる方も多く、回答率も80%と比較的高めです。

──本音が言いやすい仕組みは社員の心理的安全にも繋がりますね。では、次に人事評価の仕組みについて教えてください。

Mさん:5SPIRITSを軸とした基本スタンス、訪問実績、ステーション全体の成績を総合的に評価しています。

また、同じ訪問件数一件でも、重症のお客様など数字には表れない大変さもある程度加味し、評価に反映する仕組みをつくりました。仕事内容と賃金がしっかり一致し、スタッフが納得して働けるような仕組みづくりには、今後も力を入れていきたいと思っています。

──最後に、訪問看護へ転職を考えられている方へ一言ずつメッセージをお願いします。

Sさん:私たちは目の前のお客様の「生きる」を看る。ことと共に、日本の社会課題である少子高齢化に伴う病床数不足や看取り難民問題に正面から向き合い、その解決の一助となれるように日々成長に向かうチャレンジをしています。こうした思いに共感して下さる方と、是非一緒に仕事をさせていただきたいと思います。

Mさん:訪問看護、そしてソフィアメディでは、これからまだまだ多くの変革が求められると思います。その変革を楽しみながら一緒に未来に向けて前進していけたらと思っています。

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