入職2年の訪問看護師が語る仕事のやりがいとは

入職2年の訪問看護師が語る仕事のやりがいとは

訪問看護はお客様と一対一でじっくり向き合い、生活の一部として介入します。

そんな訪問看護の仕事に大きなやりがいを感じているのが、今回インタビューしたM.Sさん。Mさんがなぜ訪問看護の仕事をしようと思ったのか、そしてMさんが考える訪問看護の仕事の魅力とはなにか。

今回のインタビューでは、それらのことを詳しく聞くことができました。これから訪問看護の仕事をはじめようと考えている人にとってはとても参考になる内容なので、ぜひご覧ください!

(※記事の内容は2021年8月取材当時のものです。)

<プロフィール>

■M.Sさん/看護師/ステーション芦花公園勤務

高校時代を女子校で過ごす。就職時、自立した女性として働きたいと思い看護師を目指す。

総合病院の循環器で5年ほど勤務後、患者様と「患者」ではなく「人」として向き合いたいと思い、2020年にソフィアメディへ入職。その後に結婚し、現在夫と二人暮らし。

ソフィアメディを選んだ決め手は「訪問看護に集中できる環境」

──看護師になろうと思ったきっかけを教えてください?

Mさん:高校時代は、女子校で育ちました。就職時に、女性が自立して働いていく仕事をしたいと思い、看護師の仕事に興味を持ちました。それまで全く病気もしたことがなく、病院には無縁の環境であったため、お仕事のイメージを持つために東京都主催の「一日看護体験」に参加しました。その際、看護の仕事を目の当たりにし、逆に「体力があるからこそ、自分にもできる仕事かもしれない!」と思ったのです。そこで、看護師を目指すようになりました。

──そこから病院へ入職したんですね。その後、訪問看護師になったきっかけはなんですか?

Mさん:5年間大学病院の循環器科に勤めており、慢性疾患で入退院を繰り返す患者様を数多く看てきました。そのような中で「患者様がお家に帰った後はどんな生活をしているんだろう」「お家に帰った後に気持ちよく過ごせているのだろうか。」ということが気になり、在宅生活をサポートできる訪問看護の仕事に興味を持ちました。

元々大学の実習で訪問看護に行った経験もあったのですが、これを機にこの領域にチャレンジしようと思い、転職活動をはじめました。

──訪問看護の中でも、なぜソフィアメディを選んだのでしょうか?

Mさん:紹介会社経由で転職活動をしていました。色々な訪問看護ステーションを調べた中でもソフィアメディを選んだのは、母体もしっかりしており、会社の規模やステーションの数も多く安心感を覚えたからでした。

そして、面接などでお会いする社員の方から雰囲気の良さを感じられたことも大きかったです。「入社後お会いする方々が皆良い人だな」という印象を受けました。今回、初めての転職でかつ未経験の領域にチャレンジをするためここであれば安心してチャレンジしていけると思いました。

入職時は、訪問看護師という仕事のイメージもまだつかない状態だったのですが、今では仕事にも慣れてきて、やりがいを持って働けているなと思っています。

「患者」ではなく「人」として接する訪問看護のやりがい。

──ソフィアメディに入職してから感じている訪問看護のやりがいはどんなところですか?

Mさん:1対1でお客様と向き合い、その方がこれから歩んでいく人生の一部になれていることですね。病院で働いていた際、「その方の病気が治った後の人生」や「ご自宅に帰られた際に何をやりたいか」ということを一緒に話したり共有しあうことにやりがいを感じていました。

訪問看護ではお客様自身の生活や考え方を知りながら1対1で人として向き合っていく時間や機会があります。

また、お客様一人に集中し「この方が今までどういう人生を歩み、これからどういう人生を歩んでいくのか」「こういう生活をしていきたい」ということをじっくり共有し合うことで人間関係を構築していけることも魅力だと思います。お客様の笑顔やありがたいお言葉をいただいたら、大変なことがあってもすぐに忘れてしまうほど、お客様からもとても元気をいただいています。

──素敵ですね!Mさんが、仕事をする上で大切にしていることはありますか?

Mさん:お客様らしい生活を尊重し、実践のサポートをすることです。私が訪問するのは一人のお客様に対して大体週に1回ペースで1時間ではありますが、私が訪問をしない残りの6日間もその方らしい生活ができるように心がけています。それぞれの生活スタイルや考え方があるので、こちらがしてさしあげたいことではなく、お客様がしたい生活を常に考えていきたいと思っています。

そのために訪問時は、その方の生活の中にあるお写真・置物・ペットなどのあらゆる情報からどのような思考性をお持ちなのか、どのように過ごされているのかを見ていき、お客様と一緒にどんな生活がしたいかを考えていくことを心がけています。

──では、逆に訪問看護をやっていてどんなことが大変だと感じますか?

Mさん:生活・考え方がお客様によってそれぞれ異なるため「この方にはどうやって介入していこうか?」と毎回考えていくことが難しいと感じます。

その時により、挨拶の仕方や声の大きさ・トーンなど、細かな点までその方にあった対応を模索しながら、最適な接し方をできるよう日々気を付けています。

──大変なことがあった時や悩んだときはどのように対処していますか?

Mさん:私は比較的切り替えが早い方なので、くよくよ悩み過ぎることはあまりありません。でも、なるべく抱え込まず、看護師スタッフや管理者・リハビリのスタッフの方々に話を聞いてもらいアドバイスをしてもらうことに尽きるなと思っています。

私も他のスタッフからの相談はしっかり聞くようにしており、スタッフ同士支え合える良い関係が築けていますね。

トップダウンではなく「一緒に考えようか」と親身になってくれる管理者が側にいる

──お互い支え合うスタッフの関係性が素敵です。現在在籍しているステーション芦花公園はどのような雰囲気ですか?

Mさん:芦花公園のスタッフは全員で20人程度で、うち看護師は10人です。

他のステーションと比べると人数は多い方かもしれません。

基本的にステーションには主任か管理者がいるので、お昼に訪問から戻った時や帰社後に何かあった時に相談しやすいのは助かりますね。

またステーションにはソフィアメディに入社して2〜3年程度の若いスタッフが多く、私と入社年次も近いため、些細な相談でもフラットに相談できることは心強いですし、安心感に繋がっています。

──相談しやすい環境はうれしいですね!管理者はどんな人ですか?

Mさん:ちょっとしたことでも相談にのってくださる方で、「一緒に考えようか」と親身になって考えてくださいます。もともと勤めていた大学病院では上司とスタッフとの距離が遠く、トップダウンでの仕事の進め方だったのですが、ソフィアメディでは管理者との距離が近いなと感じています。

そういった点は、とても仕事がしやすいなと思いますね。

「お客様視点」を考えるソフィアメディの看護スタイル

──ソフィアメディのVision・Mission・Spiritsを体現するため、日頃意識していることはありますか?

Mさん:「5spirits」のうちの1つである「相手本位」は、絶対に忘れないようにしています。これがないと自分がやっている看護のスタイルをお客様に押し付けてしまうことになってしまうなと感じています。

常に基準は「お客様視点」であり、「これをしてさしあげることがお客様のためになるのか?」「お客様の生活の一部として必要か」を常に考えています。

──入職して2年。今後どんな訪問看護師になっていきたいというようなイメージはありますか?

Mさん:入職時は訪問看護師のイメージもついていない状態でしたが、先輩方のお客様との関わり方などを見せていただいたり、自分でもお客様と関わらせていただく中で、やりがいや大変さを身をもって実感し、この2年でやっと自分なりの訪問看護師像が見えてきたかなと思います。

看護師として働いてきた中で、訪問看護師としての毎日は特に楽しく働けていると感じています。

そのため、10年後自分のライフプランがどうなっているかは分かりませんが、訪問看護師の仕事はずっと続けていきたいと思いますね!