訪問看護師として働くママを支える子育て制度・体制とは

訪問看護師として働くママを支える子育て制度・体制とは

仕事と育児の両立は、子育てをするママ・パパが直面する大きな課題です。
「できれば仕事を続けたいけど、育児をしながらでは難しい…」そのように考えてこれまで続けてきた仕事を辞めるという決断をする方も多いでしょう。
今回は子育てと訪問看護師という責任のある仕事をうまく両立し、バランスをとりながらやってきている先輩訪問看護師のインタビューです。
看護師は時間的にも体力的にも楽ではない仕事というイメージが強いかもしれません。実際、出産を機に退職するという方も珍しくないのが現状です。

そのような中、今回はソフィアメディで仕事と育児を両立しているMさんに、その点に関して詳しくお話をお聞きしました。
訪問看護の仕事に興味がある方、そして子どもができても仕事を続けたいと考えている方の参考になれば幸いです。

<プロフィール>
■M・Kさん/看護師・管理者/ステーション駒場勤務
専門学校を卒業後、都内の大学病院の眼科・総合心療内科・心臓血管外科にて8年ほど勤務。
結婚を機に大学病院を退社し、派遣やアルバイトで訪問デイサービスを経験した後、紹介会社を通じてソフィアメディへ入職。妊娠・出産・育休を経て、現在は管理者として20人のスタッフをマネジメントしている。

妊娠・出産を経て管理職へ。仕事と育児の両立の秘訣とは?

ーソフィアメディに入職したきっかけはなんですか?

Mさん:転職活動をしていた際、紹介会社を通じてソフィアメディのことを知ったことがきっかけでした。他社様も2社ほど比較検討をしていたのですが、フォロー体制もしっかりしており、何より面接や職場訪問などを通じて感じたキャリアアップへの制度など全て含めて「ここであれば成長できそうだな」とピンと来たため入職を決めました。

―現在の仕事について、教えてください。

Mさん:前任の管理者の方よりお声がけいただき、2020年12月から管理者になりました。管理者として、ステーション運営における調整業務、スタッフの育成とマネジメントの他にプレーイングマネージャーとして訪問業務も行っています。
管理者としてお声がけをいただいた際、今までのキャリアの中でマネジメント経験がなかったので正直不安はありましたが、キャリアアップになればとお受けしました。

現在、ステーション駒場には20人のスタッフが在籍しています。もともと一緒に働いていたので関係性はできており、距離も近くとてもやりやすいなと感じています。
また、私以外にセラピストのママさんが1人在籍しています。スタッフは妊娠時期から私のことを気遣ってくれたり日頃からサポートをしてくれました。理解があり、協力体制を作ってくれていてとても助かっています。
産休中も月に一度はステーションに遊びに行ったりして「出産後もここに戻りたい!」と思っていましたね。

今でも子どもの急なお休みやベビーシッターさんの予約が取れなかった際は、スタッフに相談しやすい環境で、とても感謝をしています。

ー1日のスケジュールについて教えてください。

Mさん:朝は6:30くらいに起床して、家事と子どもの身支度を済ませ、8:00くらいには家を出ます。
駅までの道のりに保育園があるため、子どもを保育園に連れて行ってから出社しており、職場に到着するのは8:50くらいです。

仕事は9:00からの朝礼ではじまり、1日2〜3件の訪問や、契約対応・スタッフからの相談やスケジュール管理など、業務内容は日によって様々です。訪問を午前中にまとめたり、その日により柔軟に調整しています。

お昼休みは固定ではないのですが、基本的にスタッフからの情報収集の時間に充てながら昼食をとってています。

そして、定時は18:00なので、退社後18:30くらいに保育園に子どもを迎えにいき、19:00くらいに帰宅というスケジュールです。

ー業務が立て込んでいる日はスケジュールに変化がありますか?

Mさん:基本的には、忙しい日でも出社時間は変わりませんが、事前に忙しいと分かっている場合には保育園の時間を調整して早めに出勤することもあります。

また帰りは保育園のお迎えを20:15までにしなければいけないので、もし残業する場合も19:45までには職場を出るようにしています。

ごく稀にスタッフの欠員が出てしまった際などは21:00を過ぎることもあります。その場合は夫に保育園のお迎えを頼むこともあります。なるべく残業せず子供と過ごす時間も大切にしたいので、業務調整をしています。

ー仕事と育児を両立する上で、なにか気を付けていることはありますか?

Mさん:なるべくプライベートと仕事の線引きをすることですね。
両立する秘訣としては、自分じゃなくてもできる仕事は一人で抱え込みすぎず、周りにお願いしてチームで取り組むことかなと思います。
私からお願いする前にスタッフが声をかけてくれる事も多いので、そんなときは厚意に甘えて仕事を任せるようにしています。

管理者として、ママとして、訪問看護師の悩みに寄り添うソフィアメディの制度とは?

ー会社の体制・制度で助かっていること、一方で変えて欲しいと思っていることはありますか?

Mさん:ソフィアメディの体制・制度は徐々に整ってはいますが、もっとママさんが働きやすい環境を作っていきたいですね。
例えばソフィアメディには、ベビーシッター料金を50%補助してくれるという制度がありとても助かっています。
ただし、利用できるサービスに制限があったりと、シッターさん探しに苦労することも少なくないです。今後は緊急時にも対応できるように、複数のサービスと連携できるようになると良いなと感じています。
また、有給が0.25日単位で取得できるため、急な子どもの体調不良などで短時間だけでも休みが必要なときに助かっています。

ソフィアメディには体制や制度についての改善や提案に前向きに向き合ってくれる文化があるので、20代・30代世代の働く世代やママさんがもっと使いやすい制度なども私たちからも提案していきたいなと思います!

ー出産・育休を経て、管理職へ。働き方について悩んだことはありますか?

Mさん:育休前は、訪問件数も変わらず対応していました。育休復帰後、最初のうちは時短勤務をしていましたが、土日の緊急当番なども、育児との兼ね合いで他のスタッフにお願いせざるを得なかったので、申し訳ないという思いでいっぱいになりました。ステーションのスタッフは、とても協力的ではあったのですが自分が応えられないことがとてもジレンマで・・・。

現在は土日もオンコール対応しています。電話や日常の訪問で解決できるよう、日頃からスタッフが対応してくれているので出動は少ないです。もし、土日の日中にオンコールが鳴った場合、夫が土日も仕事をしているため、自分で対応できないので、オンコール2番(1番が対応できない場合のための2人体制)のスタッフに協力してもらっています。
夜間など夫がいる場合は緊急訪問なども対応しています。深夜もスタッフから相談連絡があれば、都度対応しています。

特指示の際は、スタッフばかりに対応をお願い出来ないため、あらかじめ分かる訪問についてはシッター制度を利用して日中訪問をすることもあります。
その一方で、管理者になりキャリアアップもできたと同時に、自分の裁量である程度仕事を調整できるようになったので、そういった意味では以前よりも自分のペースで働くことができています。

ーどんな人が訪問看護師に向いていると思いますか?

Mさん:人と接するのが好きな人」が向いていると思います。
お客様の中には心を開くまでに時間がかかる方もいます。そのような方とでもうまく信頼関係を築けるようになると訪問看護師としてよりスキルもアップします。

「看護」のスキルも大事ですが、何よりお客様と向き合い、要望を引き出していけるコミュニケーションスキルが大事だと感じますね。

ーこれから一緒に看護師として働くママさんへ、何かメッセージをお願いします。

Mさん:訪問看護の仕事の一番のやりがいは、20代・30代のうちからお客様の普段の生活に歩み寄れるところだと思います。また、さまざまな年代・環境の方と常日頃から関わるため色々な知見や経験をすることもできます。

私自身、病院では技術を学ぶことができましたが、訪問看護では技術だけではないお客様とのコミュニケーションや、その方やご家族の人生そのものに寄り添うという大切なことを学べているなと実感しています。
また、ソフィアメディでは働くママさん・パパさんのサポート体制・制度も日々整ってきており、仕事と子育ての両立もしやすいなと思います。
私と同じように訪問看護師として働くママさんがもっと増えて欲しいですし、一緒に働き方を作っていきたいですね!